「これからを稼ごう」と言うホリエモン先生の本を読みました。
これからのお金の話です。賛同できるかどうかは別として、読んでおいて損はないでしょう。
「これからを稼ごう」
書店に堀江貴文さんの「これからを稼ごう」という本が平積みでおいてありました。
副題に「仮想通貨と未来のお金の話」とあります。パラパラと中を見て、これは買っておこう、ということで買って帰りすぐ読みました。
仮想通貨やブロックチェーンの話から始まります。
ビットコイン、イーサリアム、リップルの特徴や違いについて、著者の視点を交えて語られています。
これらのサービスが始まったころにどう思ったかということも書いてあります。ほぼ出現当初から知っている、というところに関心してしまいます。
ブロックチェーンについても、その基本的な仕組みやどんなことに応用できるかについて説明されています。
図を用いて詳しく、という説明ではありませんので、ある程度予備知識を持って読んだ方が分かりやすいでしょう。
テクノロジーは常に優越する。
マクロの動きとして、僕らは技術革新に抗えないということを理解しているはずだ。便利な携帯電話ができれば、最初は「こんなもの!」と、抵抗があっても、いずれみんな使い始める。
テクノロジーは常に優越するのだ。テクノロジーの力をもってすれば、国家の通貨発行権ぐらいは、当然将来的にはなきものになるだろう。(p168)
従来の常識でぱっと理解できない新しいテクノロジーは、なかなか受け入れられないし理解できないことが多いです。
でも、それが本当に便利なものだったら、それを理解して使い始める人たち(多くは若い人たち)から、じわじわと拡がっていき、結局は飲み込まれてしまいます。
だったら、自分もどんどん新しいことを発見して、先ずはやってみる姿勢でいたいですね。
読み進めると
最後の方は仮想通貨やブロックチェーンの話ではなく、これからの社会をどう生きていくかという話になります。
AI、仕事、遊び、評価と信用・・・。
生産性の低い仕事はAIに任せ、自分の好きなことで暮らしていく。
できるところから少しずつ。
微動でもかわまない。(p224)
ひとこと
微動でもかまわないので、少しずつでも新しいことを察知するアンテナを立て、やってみよう。
内容に賛同できるかどうかは別として、読んでおいて損はないです。
できれば仮想通貨の予備知識が多少でもあった方が読みやすいですが、まずは読んで分からないこと調べる、でも全然オッケーですね。