低温調理では、食材をパックしてからお湯に浸けて調理します。
このときに、できるだけ空気を抜いてパックをするのですが、これがまぁまぁ面倒くさい。
そんな時に、あると便利な真空パック器についてです。
低温調理には真空パック器があるとなにかと便利
低温調理の食材パックは、ジップロックと真空パック器を使い分けるのがおすすめです。
低温調理では食材をパックする
低温調理では、肉や魚を下ごしらえしてからできるだけ空気を抜いてパックします。
その後で、パックした食材をお湯に浸ける低温調理を行うんですね。
ここで、お湯の熱をちゃんと食材に伝えなければいけないのですが、お湯と食材の間に空気があると伝わりにくくなります。
なので、できるだけ空気を抜く必要があります。
パックには2つの方法があります。

1.ジップロック
ジップロックに食材を入れ、できるだけ空気を抜きつつ封をします。
できるだけ空気を抜くために、大きなボウルに水をはって、そこに下半分くらいを水没させながらやるとうまくいきます。

2.真空パック器
真空パック器でパックすると、しっかりと空気が抜けるのでとても便利です。
強力なポンプが空気を抜いてくれるんですね。

ジップロックと真空パック器の使い分け
こう使い分けましょう。
- 調味液やオリーブ油と一緒にパックするときは、ジップロック
- 塩こしょうでの下ごしらえだったら、真空パック器
液体も一緒にパックするなら、ジップロックの水没法でもかなり空気を抜くことができます。
一方で、調味液などの液体が一緒だと真空パック器が液体を吸ってしまうので、パックが難しいです。
なので、うまく使い分けるのがおススメです。
私の使っている真空パック器
私の使っている真空パック器は、CCP というバンダイ・ナムコグループの会社から出ている Bonabona という機種です。
もともと趣味で燻製をやっていて、燻製をした肉や魚を冷凍保存するために買いました。
もう買ってから5年以上経ってます。

真空パック器は低温調理以外でも便利
真空パック器が1台あると、低温調理以外でもいろいろと便利です。
冷凍保存で冷凍焼けを防ぐ
肉や魚を長い間冷凍すると、すっかり水分が抜けてパサパサになってしまうことがあります。
これを冷凍焼けと言って、肉や魚から徐々に水分が抜けてしまう現象です。(冷凍して凍っているのに水分が抜けていくのです。)
真空パック器でパックすると、冷凍焼けしません。
肉や魚はもちろん、パンの冷凍保存なんかでも役に立ちます。
パック袋はネットで安く調達
真空パックには、パックの袋が必要です。
これは、ネットで調達するのが安上がりで良いでしょう。
機種にもよりますが、家庭用のものはデコボコ加工がされたパックを使うのが一般的です。
このデコボコがあるおかげで、空気が抜けていくんですね。
なので、パック袋は低温調理器用のものを用意する必要があるのですが、残念ながら純正のものは高めです。
私がよくネットで買ってるお安めのものを紹介します。
特に問題なく使えてますよ。
ひとこと
低温調理をやるときに、塩こしょうだけで下ごしらえした場合なんかには、真空パック器があるととても便利です。
普段使いで肉や魚を保存する時も、冷凍焼けを防ぐことができますね。
調味液やオイルと一緒にパックする時は、ジップロックで水没させるなど、使い分けをしましょう。