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あなたの稼ぐ力はおいくらほどか?!【現実的な年収から人的資本を計算】

あなたの稼ぐ力はおいくらほどか?!【人的資本論をサラリーマンに適用】で、サラリーマンの人的資本を具体的に計算してみました。

この時は橘玲さんの書籍で紹介されている年収モデルを使った計算だったのですが、今回は現実に近い年収モデルだとどうなるのか、を計算してみました。

人的資本論

人的資本論については、あなたの稼ぐ力はおいくらほどか?!【人的資本論をサラリーマンに適用】で紹介しました。

投資家がお金を投資してリターンを得るように、労働者が自分の人的資本を投資してリターンを得る、という考え方です。

ノーベル賞学者の人的資本理論

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者ゲーリー・ベッカーは、ひとはそれぞれ「人的資本(ヒューマン・キャピタル)」を持っており、それを労働市場に投資して日々の糧となる収益(給料)を得ているのだと考えました。

引用・・・・橘玲著 「幸福の「資本」論」

前回紹介した時は、橘玲さんの本に載っていた年収モデルから計算したのですが、ここでは実際の年収に近い値を使って計算してみます。

ちなみに橘玲さんの本にある年収モデルは、「生涯年収3億円(年収は入社時250万円、65歳定年で退職時1300万円、退職金3000万円)の標準的なモデル」です。

現実に近い年収モデルから計算したサラリーマンの人的資本

年収データとして統計データを使います。

厚生労働省のサイトにある厚生労働統計一覧からたどって行くと、中央労働委員会のサイトにある平成29年賃金事情等総合調査(確報)という統計データを見つけたので、これを使うことにします。

では見てみましょう。

年収モデル

青い点が統計データから出した年収です。

40代半ばくらいに1000万に到達しますが、55歳で頭打ちになります。役職定年の影響でしょうか。

60歳で退職金をもらって、その後は半分の年収で65歳まで働くモデルにしました。

人的資本

若いうちの人的資本は割と大きく、社会人なり立ての若者で8千万円ほどになっています。その後40歳くらいでピークを迎え、50歳以降は急激に低下します。

うーん、若いうちは体が資本という傾向がより強い結果になりました。そして50歳以降の低下もより急激です。

55歳以降(役職定年)、60歳以降(定年)、65歳以降(年金生活)をどう生きるか、いやいや今の自分がこれからどう生きるか、ということを早い段階から意識して人生のプランを立てておくことが重要ですな。

最後に

66歳以降で年収ゼロ円のモデルで計算しましたが、実際は年金が入ります。

とはいえ、働き盛りだったころと比べて自分で稼ぐ力(人的資本)は激減しますので、そのときになって慌てないようにしたい。