低温調理器BONIQを使ったローストビーフです。
低温調理だと、火入れ加減が難しいローストビーフも、失敗なくしっとり柔らかく仕上げることができます。
ここでは、実際に作ってみたレシピ・作り方の手順を紹介します。
低温調理器BONIQでローストビーフ
低温調理で定番のローストビーフです。
スーパーで買ってきたオーストラリア産牛もも肉(財布にやさしい!)を使って、実際に作ってみます。
低温調理に必要な道具・作ってみたレシピ
おすすめの低温調理器や必要な調理器具は、別の記事にまとめてありますので参考にしてください。
実際に自分で作ってみたレシピも、別の記事にまとめてあります。
調理開始
ではいってみましょう!
まずは材料です。
材料
- 牛もも肉ブロック 400gくらい
- 塩 肉の1~2%(4~8g)
- こしょう 適量(ミルで挽くのがおすすめ)
- にんにく 1片の半分(省略可)

下ごしらえ
にんにくをみじん切りにします。
味付け
肉全体に、みじん切りにしたにんにくと、塩こしょうを振って軽くすり込みます。
塩の量は、肉の重さの1~2%がいいのですが、わたしはいつも多めの2%です。
肉400gで塩2%を計算すると8gですね。
肉400g × 0.02 = 塩8g
しっかりと塩味つけたい場合は2%くらいですね。1~2%で好みを探してみてください。
- 食べるときにソースをかけたりする・・・1%
- なにもかけずにそのまま食べる・・・2%
くらいがいいと思います。
こしょうは、黒こしょうの粒ををミルで挽くのがだんぜんのおススメです。
真空パック
味付けした肉を、真空パック器でパックします。
パックする理由や、真空パックとジップロックの使い分けなどについては、以下の記事を参照ください。

真空パック器が無い場合は、肉をジップロックに入れたまま口を上にして水没させ(中に水が入らないようにしましょう)空気を抜く方法もあります。
ただ実際は、空気を抜き切るのがちょっと難しいです。オリーブオイルを注いでやるなど、液体を少し入れると空気を抜きやすくなります。

パックしたら、冷蔵庫にしばらく置いて味をなじませます。
今回は1時間くらい置いておきましたが、もっと長めの半日くらいでもいいでしょう。
低温調理
準備
容器にぬるま湯(40℃くらい)を入れ、低温調理器BONIQを「57℃ 90分」にセットします。

いつもはパスタポットを容器として使ってますが、今回は小型のクーラーボックスを使ってみました。
クーラーボックスだと、保温性が良さそうです。

低温調理
温度が57℃に達したらピーピーって音がしますので、冷蔵庫からパックした肉をとり出してパックのままお湯に浸けます。

途中でひっくり返したりすればいいのですが、基本的に待つだけです。なので、その間に別のことをやっててオッケーです。
90分(1時間半)たったらまたピーピーって音がしますので、パックごと取り出します。

ここからいくつか方法があります。
- フライパンやオーブンで表面を焼いて食べる
- 粗熱をとってスライスして食べる
- 粗熱をとって冷蔵庫に置き、後日食べる
今回は、フライパンで軽く表面を焼いてからスライスして食べました。
フライパンで表面を焼く
パックから肉を取り出し、フライパンで表面をさっと焼きます。
このとき、低温調理の直後だと肉が熱いので注意です。(トングなんかを使うのがいいですね。)
焼き具合は、軽く焦げ目がつくくらいで。
ソースを作る
フライパンに残った肉汁に、赤ワイン・バルサミコ酢・塩少々を加えて煮立て、ソースにしてみました。
盛り付け
軽く焦げ目をつけたローストビーフを、お好みの厚さでスライスして盛り付けます。


おいしい!
食べた感想は・・・・「うま~い!」です。しっとり柔らかく仕上がって、とてもおいしかった。
やはり、温度管理がきちんとできる低温調理器はものすごく便利ですね。
2%の塩加減もちょうどいい感じで、ソースなしで食べても塩味がしっかりついてました。
次はこれをもう少しレアに仕上げたらどうなるのか・・・、をやってみたいですね。
ひとこと
低温調理のローストビーフでした。
- 味付けは、塩・こしょう・にんにく
- 低温調理時間は、57℃ 90分
- 低温調理後は、フライパンで表面を焼いてスライス
- ソースも用意!
低温調理は、下ごしらえと低温調理の時間がかかりますが、長いのは待ってる時間で手間はそんなにかかりません!
面白そう!と思ったら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
では今日はおしまい!