低温調理器 BONIQ を使って、豚ヒレ肉を低温調理します。
豚ヒレ肉は塩味が合いそうですが、チャーシューっぽくしょうゆ味で調理するのはどうなのでしょうか?
やってみたところ、しょうゆ味でもおいしいくしっとりジューシーに仕上がりました。
実際にやってみたレシピ・作り方を紹介します。
低温調理器 BONIQ でしょうゆ味の豚ヒレ肉
低温調理でしょうゆ味の豚ヒレ肉をつくります。
豚ヒレ肉の低温調理はこれまでに何度かやりましたが、いつも塩味でした。
今回はしょうゆ味で仕上げてみます。
低温調理に必要な道具
低温調理にはどんな道具が必要なの? ― 必要な道具についてのまとめはこちらです。

調理開始
ではいってみましょう!
まずは材料です。
材料
- 豚ヒレ肉 500g
- かえし 50~60ml(肉の 10~15% くらい)
かえしについて
かえしというのはつくりおきした砂糖醤油のことで、あるとても便利です。
作ってみたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

かえしが無ければ、しょうゆ 60ml に砂糖 12g を溶かします。(しょうゆの 20%の砂糖で作ります)
下ごしらえ
味付け
かえしでしょうゆ味にします。
豚ヒレ肉をジップロックに入れてかえしを注ぎます。
かえしの量は肉の 10~15% くらいが目安で、肉が 500gならかえしは 60mlくらいです。

ジップロックでパック
できるだけ空気を抜いてジップロックの封をします。
大きなボウルに水没させながらやると、うまく空気を追い出すことができます。
これを、冷蔵庫に数時間(できれば半日)くらい置いておきましょう。


低温調理
準備
パスタポットにぬるま湯(40℃くらい)を入れ、低温調理器BONIQを「60℃120分」にセットします。

低温調理
温度が 60℃に達したらピーピーって音がしますので、冷蔵庫からパックした肉をとり出してそのままお湯に浸けます。

途中でひっくり返したりしますが、基本的に待つだけなのでその間に別のことをやりましょう。
120分(2時間)経ったらまたピーピーって音がしますので、パックごと取り出します。
ここからいくつか方法があります。
- フライパンやオーブンで表面を焼いて食べる
- 粗熱をとってスライスして食べる
- 粗熱をとって冷蔵庫に置き、後日食べる
今回はこれらの組み合わせで、粗熱をとって冷蔵庫に置いておき、翌日オーブンで軽く焼いて食べました。
低温調理後に粗熱をとる場合は、ポットのお湯を捨てて水道水(できれば氷を入れて、より冷たくする)をはり、そこに肉をパックのまま入れておきます。
オーブンで焼く
低温調理が終わった肉をパックから取り出し、120℃のオーブンで20分焼いてから厚めにスライスします。
盛り付け
オーブンで焼いてから、厚めにスライスしていただきました。


たれ
肉をオーブンにのせるときに、漬け汁を取り出して小鍋で軽く煮立て、たれにしました。
このとき、固形分がけっこう浮いてきますので、網状のあく取り器をつかってこすといい感じになります。
おいしい!
おー、しっとりと柔らかく仕上がっていておいしいです。
しょうゆ味のたれも良い感じですね。
ただ、オーブンで焼いたからなのでしょうが、表面のあたりがちょっとパサパサな感じになってしまっています。
低温調理が終わってから、焼かずにそのままスライスして食べるほうがおいしいかもしれません!
また次回やってみよう!
ひとこと
低温調理でしょうゆ味の豚ヒレ肉でした。
- 味付けは、かえしを使ったしょうゆ味
- 低温調理時間は、60℃ 120分
- 低温調理後は、オーブンで表面を焼いてスライス
こんな感じでした。
低温調理は、下ごしらえと低温調理の時間がかかりますが、長いのは待ってる時間で手間はそんなにかかりません!
興味を持ちましたら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
では今日はおしまい!
低温調理でどんな料理が作れるの? ― これまでの低温調理のレシピ集はこちらです。

撮影にはどんなカメラを使ってるの? ― キヤノンの EOS 80D というカメラを使っています。
https://tamago.site/archives/6499